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9月のお題 ―― 「鰯雲」
![]() 「豊葦原千五百秋瑞穂国古代より日本は瑞穂すなわち豊かに実る稲穂と蜻蛉の島・国であった。そして海辺の河口に葦原の生い茂る国。 先週の敬老の日のある三連休の中日、日曜日にtwtr2さんに誘われて、JRを使い輪行で美濃国太田宿へ。 浪速国からknos3さん夫妻も参加しての太田の町かど巡りのポタリングとなった。 twtrf2さんが紹介してくれた『きそがわ日和』というイベントに参加するためだ。 美濃太田の町のあちこちの場所で様々なイベントが催されていた。その会場を自転車で巡った。 みのかも文化の森では「笹谷晃生展」景観の彫刻、そして「まゆの家」を。 造り酒屋「御代桜」では醸造タンクの立ち並ぶ蔵の中でモダンアートを。 木曽川河畔では、堤防に飾られた小中学生のレリーフを。 古い民家を改造したギャラリー「HUTTE FURNITURE』では、木の家具の展示と笹谷氏の彫刻の小品を。 そして夕方から夜にかけて、森に囲まれた神社の境内にある農村歌舞伎の古めかしい舞台をステージにジャズを。 アートを巡るサイクル、秋の良き一日。盛りだくさんのまさに芸術の秋を堪能する一日となった。 <今日一番>、私の一番のお気に入りは、みのかも文化の森だ。 ![]() ![]()
9月のお題 ―― 「鰯雲」
![]() 土曜日から日曜日、強くて大型な、かつスローな台風が列島、四国から中国地方を通過した。日本海海上に抜けたあとも台風一過とはいかず、この地方では風が強く雨もぱらついていた。日曜日の昼のTVニュースをみると、和歌山の田辺や三重・尾鷲、紀宝町など、紀伊半島の各地で洪水や土砂崩れの被害が出ていた。四国と中国地方をゆっくり縦断した台風、その爪痕がそれよりさらに東側の紀伊半島に出ている。 9月のお題「鰯雲」に載せた句のなかに、紀伊の国のことを詠った句があったのを思い出した。 いわし雲海から訪(と)ひて紀伊の国 吉田汀史 この句に詠まれたいわし雲のある空はのんびりとした秋の日の情景だ。が、今回の台風、しかもスローな大型台風の雲は激しい、痛い痛しい災害の傷跡を紀伊の国に残した。 More
8月のお題 ― 「初秋」
![]() 秋の日はつるべ落とし。 最初は「つるべ落とし」にしようと考えたのです。 が、これでは少々暗く、哀愁漂う秋の感じになりそうだったので変更。 「鰯雲」でいきましょう。よろしくお願いします。 震災や不景気や不満やストレスや短命内閣や権力争いやストロンチウムやセシウムや台風や円高や放射能汚染や除染や・・・でうつむき加減になりそうな今日この頃。 「上を向いて歩こう」、そこには澄みきった青空に「鰯雲」が棚引いている。 これもまた哀愁を感じるかな。 「鰯雲」 いろんな場所、場面で見た・見えた、皆さんの「鰯雲」をお待ちしております。 [鰯雲(いわしぐも)]鱗雲、鯖雲 ![]() 土曜日、人参クラブの納涼会があった。もちろんその前に、軽く一勝負。少々夏バテ気味の小生は朝から体も頭も気怠く、遅めの出走になった。 終いがけの午後二時過ぎ、尾頭橋のWINSに到着すると、数少ないベンチシートの背もたれに競馬新聞がかけられ、ちゃんと私の席が用意されていた。馬の先輩su-sanが朝一番から場所取りをしてくれていたのだ。朝仕事のあったanama-sanもすでに到着しており、先輩たちを先陣にして年少の私は大幅遅れで恐縮してしまった。 今回は私から誘ったのだが、どちらかと言うと夜の部・飲み会のほうに80%近く頭がいっていたから。umaの方は10Rから(最終12Rまで)ちょこちょこやって、あとは美味しいビールが待っているという算段だった。 すると・・・・・・・・・、 More ![]() 夏休みの最終日、先日ume-chanに教えてもらった北区・上飯田にあるカフェ タナカに行ってきた。我が家の女子バスケ部員と二人で。実は娘と二人でケーキ屋へ行くにはいささか気が引けたのだが・・・・・、喫茶店なら、、まぁいいか。 盆休みも終わった日(?)の午後三時過ぎ、三十席ほどあるその店は満員だった。三、四組順番待ちをしている客がいた。そのあとも次から次へと客が来た。確かに人気の店だ。少し待つとテーブルに案内された。私が希望した喫煙の席はガラス張りのサンルームになっていて、ガラスの向こう側の周りの壁に蔦が絡んでいる。緑に包まれるオープンな空間は心地よい。 私はアイスコーヒーとチョコレートケーキ、女子バスケ部員はミルクティーとイチゴタルトを頼んだ。ショコラ・ド・パリという名のチョコレートケーキは甘さが抑えられ、アイスコーヒーとすごく合い、美味しかった。半分は、女子バスケ部員に差し上げた。 「これ美味いよな。そいえば、こんなの作ったことなかったっけ?チョコレートの」 「うーん。あるような、、ないよ」 「まー、お前のとは雲泥の差だな。パサパサとしっとり。プロとアマの差だな」 と私が言うと 「いやー、私が作るのもそこそこだからね!」 自信過剰の奇妙に強気の女子バスケ部員が宣った。 ケーキのことは今一分からないが、この喫茶店が心地よいのは分かった。この店の雰囲気が好きだ。何せ、客層が幅広い。大学生のグループ、主婦友達、若いカップル、小学生の親子・・・、老婆とその娘夫婦、そして老夫婦。 私たちの隣の席には八十を過ぎた老女が六十くらいの娘夫婦と楽しそうに会話しながら、ロールケーキを食べていた。幸せそうだった。店の中を覗くと、これまたジーさんが大盛りの鉄板イタスパを黙々と食べていた。年の頃は八十五過ぎ(?)、椅子の横にはステッキがあり、ご近所で歩いてきたのだろうか、そして首からドラゴンズのタオルが垂れ下がっていた。その席の向かい側には地味な服を着た奥さんがちょこんと品良く座っていた。常連さんなのだろう。店の建物にsince 1963と書いてあるから、その頃からのご近所の常連客なのだろう。五十年近く前か。するとあの老夫婦も三十代、働き盛りだ。近くの商店街の人だろうか、どんな仕事をしていたのだろう。ずっと、この店へ通って来てるのだろうか。ここのイタスパを食べるのを楽しみに。 More
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