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古代史探偵からペルシャ系渡来人の末裔への提言 その4

古代史探偵からペルシャ系渡来人の末裔への提言 その3

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**090101 「あけましておめでとう2009」

最後にyatoigaokaさんに「天白川」に関するおまけをもうひとつ。
「天白川」の天白の名前の由来を知っていますか。前にイナ繋がりを調べた時に、天白の由来が書いてあったのを思い出した。少し長くなりますが、引用しておきます。

天白のこと
 天白区の謂れとなった天白社は、天白、天伯、天獏、天縛、天魄の字を当て、その社は川の近辺、橋の袂に祀られることが多く、水の神、農耕神ともいわれていました。伊勢の天白社の祭神は、土着の麻績(おみ)の神(麻績とは機織の神)、あるいは天の白羽神を祀ることが多く、帛は、神に供える絹の織物のことで、それが天白となったのだという説もあります。
 この天白信仰を各地に広めたのは、伊勢の御師(神人)が、御札を配り、神楽歌を歌って各地に流布させたようで、吉沢の天白社は、北伊勢に多い土着の神、麻績天長白羽神(ながしらはねのみこと)で長白羽命は、織物の神様とされています。長は糸または織物の長さ、白は白色を意味し、羽は羽二重を表すといわれています。田光の天白明神も、土着の神、多比理伎志摩流美神を、天白さんと親しみをこめてよんでいたようであります。
 田光では、八風峠に伊勢津彦を祀っていました。この神は、伊勢の土着の国土神で、大和政権に伊勢を追われ、八風を巻き起こして東国へ逃散したと伝えられています。この伊勢津彦も、先の麻績氏も共に伊勢から東国へと移動して、その道筋は尾張、三河、遠江、ここから天竜川沿いの伊那、諏訪、深志(松本平)、善光寺平、佐久平へと移って行ったと伝えられ、この経路は、山国でありながら稲作が早くからはじめられ、麻を作り布を織る技術も進んでいたといわれています。
 それに、信州の松本市や長野市には伊勢町という町名の多いことと、この天白信仰の天白社の分布も信州に三二九を数えるほどで、東海、中部地方では一番であります。
 これは伊勢の麻績氏の一族が機織りの技術を携え、一方の伊勢津彦は稲作の技術集団を引き連れて、天竜川沿いに伊那谷を北へのぼり棚田を開き、盆地を開拓して信濃の米作りの本になったのだと思われます。
三重県菰野町の歴史より抜粋

貼り付け元 http://www.a-namo.com/ku_info/tenpakuku/tenpaku_in.htm




これによれば、天白川の「天白」は伊勢にある天白社の神が元になっている。天白社の祭神は伊勢土着の麻績(おみ)の神であり、この神は織物の神である。また天白の神と伊勢津彦が大和朝廷から伊勢を追われ、信濃の地へと逃走する。その信仰はアンダーラインにあるように伊勢から渥美、天竜川沿いに信濃の国へと繋がり、広がっていく。松本と長野の間に麻績町という地名が残っているのもその名残であろう。

これはまさに信濃国への稲作の伝播ルートである。それと同時に海人・安曇族のもうひとつの陸上がりルートでもあり、海人ウォッチャーの古代史探偵にとってはこの点も興味深い。おそらく、渡来人の関わりが強かったのでは。。

しかも、これもまた我々**自転車部に馴染みのあるルートなのだ。(今年のお正月の「渥美半島から豊川」へのサイクルはいけずに残念でだったが・・・)

何が言いたいかって、これまで述べてきたことはまさに我々の**自転車部がサイクルしてきた場所に繋がってくるからなのだ。そして、yayoigaokaさん=蘇我氏(ペルシャからの渡来人)の末裔説。前にもブログで書いたが・・。

なぜなら、あなたは琵琶湖でも諏訪湖でも水門に興味を示しその写真をアップし。またあるときは、岩舟神社や万治の石仏、あるいは土岐の山中にあった三角石にも強い興味を示した。これらはすべて治水と石(石組み)に関連するものなのだ。そしてペルシャ系渡来人の特徴がまさにこの「治水と石組み」に繋がるものだからである。(話が長くなるのでその根拠は省きますが)これら渡来人は西アジア(イラン高原)にルーツがあり。紀元前ソロモン王の時代にはユダヤ・イスラエルとのつながりもあるのだ。

私が睨んだとおり、yayoigaoka=「蘇我氏(今は秦氏説もあり)=ペルシャ系渡来人の末裔」説が一層確信されたようだ。従って、yayoigaokaさんが天白川、そして山崎川の合流について、大きな関心を示したのは、これまさにあなたのルーツ、DNAのなぜる技なのだ。

また、例の竹細工の五房星(or六房星)あれはまさにユダヤの紋章、ダビデの星であるのだ。また恵那の山中で見た三角石をあなたはフリーメーソンと関係付けてコメントしていた。

このフリーメーソン、その実態は、ルーツをユダヤに持ち、また中世ヨーロッパ石工職人のギルドをベースに生まれたものである。フリーメイソンの紋章はコンパスと定規であり、石工職人のギルドであったことを物語っているのと同時に、この二つの小道具の三角を上下に組み合わせることで、ダビデの星を形作っているのだ。

yayoigaokaさん、どうやらあなたのルーツは西アジアであり、ペルシャ系渡来人の末裔なのです。ひょっとしたらyayoigaokaさんの遠いご先祖様があの楼蘭の石窟の仏を作っていたりして。ハッ、ハッ、ハッ、ハー!!

もうひとつだけ、だとすれば、ペルシャからの渡来人の末裔であるあなたが憧憬する、あなたを魅惑する仏像は十一面観音ではなく、弥勒菩薩なのである。何故ならこの弥勒菩薩信仰こそまさに西アジアからの渡来人が東アジア、そして日本へ持ち込んだものだからなのだ。

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by kouseramu | 2009-02-08 17:04 | 考古学


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