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9月のお題 ―― 「鰯雲」

8月のお題 ― 「初秋」

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秋の日はつるべ落とし。


最初は「つるべ落とし」にしようと考えたのです。
が、これでは少々暗く、哀愁漂う秋の感じになりそうだったので変更。
「鰯雲」でいきましょう。よろしくお願いします。

震災や不景気や不満やストレスや短命内閣や権力争いやストロンチウムやセシウムや台風や円高や放射能汚染や除染や・・・でうつむき加減になりそうな今日この頃。
「上を向いて歩こう」、そこには澄みきった青空に「鰯雲」が棚引いている。
これもまた哀愁を感じるかな。

「鰯雲」

いろんな場所、場面で見た・見えた、皆さんの「鰯雲」をお待ちしております。


[鰯雲(いわしぐも)]鱗雲、鯖雲
天文
秋によく見る鱗雲は、巻積雲あるいは高積雲のこと。さざ波にも似た小さな運片の集まりで、この広がりは小さいことが多いが、一辺が地平線まで延びていたり、空一面に広がっていたりする。魚鱗のように見えることから鱗雲、鯖の背の斑紋のように見えることから鯖雲などともいう。この雲が出ると鰯が集まるといい、そこからこの名がついたともいわれる。

鰯雲昼のままなる月夜かな 鈴木花蓑
海上に出づ鰯雲ことごとく  大野林火
鰯雲人に告ぐべきことならず 加藤楸邨
熔岩原(らばはら)を一網打尽鰯雲 滝佳杖
都さす貨車が連なり鰯雲  桂信子
鰯雲日かげは水の音迅く 飯田龍太
いわし雲海から訪(と)ひて紀伊の国 吉田汀史
逢ふも駅訣るるも駅いわし雲 望月紫晃
杉山に鱗重ねし鱗雲  原裕

合本俳句歳時記より

駅を出て旅の終わりし鰯雲  岩田光次
鰯雲日和いよいよ定まりぬ  高浜虚子

ホトトギス俳句季語便覧より

by kouseramu | 2011-09-01 01:25 | 部活


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